洗面台・洗面化粧台
2026/07/22
みなさまはご自宅の洗面台の排水管部分がどんな形状をしているのか、なぜその形状をしているのかご存じでしょうか?
普段の生活にはあまり影響することのない部分なのでそこまで気にしたことがないという方が大半かと思います。
今回は洗面台の排水管の仕組み、そしてその形状の理由などを解説していきます。
今後洗面台を購入するときやリフォームで入れ替える際に知っておくと選び方の目線も変わってくるかもしれません。
ぜひ最後までご覧ください。
まず洗面台の排水方法には2つのパターンがあります。
【床排水】と【壁排水】の2種類です。
それぞれの排水方法によって使われる部材が異なります。
床排水用 Sトラップ
床排水での設置
比較的多く採用されているのが床に向かって排水をつなぐ【床排水】のパターンです。
使われる部品はS字のような形状をしているため【Sトラップ】と呼ばれます。
そしてもう一つが壁に向かって排水をつなぐ【壁排水】です。
こちらはアルファベットのPに形状が似ていることから【Pトラップ】と呼ばれます。
ご自宅の排水仕様が分からない、という方も洗面台の扉を開けてどちらに向かって排水管が繋がっているのかを確認すればすぐに見分けることが出来ます。

ではなぜ排水のトラップは真っすぐではなくS字やP字のようにぐにゃりと湾曲しているのでしょうか。
一見すると真っすぐの方が排水の流れもよくなりそうですし、詰まりの原因にもならなそうですよね。
しかしこの形状なのには大事な理由があります。
それは【下水からの臭気止め】です。
配管に水を流すとこの湾曲した部分には常に一定量が水が溜まる仕組みになっています。
こうすることで下水からのにおいが直接上がってこないよう臭気止めの役割を果たすのです。
長いこと使われていなかったキッチンや洗面台から嫌な臭いがするのは、配管内の水が長期間使われなかったことにで蒸発してしまい臭気止めとしての蓋がなくなってしまっているからです。
洗面台を設置する際の壁排水や床排水は一度決めたら後から変更はなかなかできません。
出来たとしてもかなり大掛かりな工事が必要となりますのでこれから新規で洗面台の設置を検討中の方はしっかりと相談をしてどちらの排水方法にするか決めましょう。
リフォームの場合は基本的に既存の洗面台の排水を利用して設置をしますので、こちらの場合も基本的には既存の方法をそのまま受け継ぐ形となります。
洗面台のデザインによっては排水管が丸見えになるデザインも増えてきています。
MKクリエーションの洗面台で言うとMK-B4やMK-B2など壁に固定して浮かせるフロートタイプの洗面台がいま非常に人気が高まっています。
見た目もおしゃれですし足元がすっきりしているので普段のお掃除などもしやすい、空いた空間をさらに別の用途で使うことができるなどが理由です。
こういった洗面台の場合は排水も床排水よりは壁排水のほうが写真のイメージどおりの仕上がりになります。
床排水の場合は家具の下から排水管が丸見えの状態となりますので全体的なバランスで見た時に少し気になるという方もいらっしゃるかもしれません。
MKクリエーションの洗面台はすべての商品で壁排水・床排水に対応していますのでどうしても壁排水じゃないと取り付けられない!という訳ではありません。
こういったデザインの洗面台で床排水だったとしても見栄えのよい銅管メッキの配管を使うことでデザインのノイズにならない仕上がりに出来ます。
どうしても洗面台を選ぶときは洗面台本体のデザインだけを注視しがちですが、こういった配管部分も実際には絡んできますのでそこもしっかりと見据えて商品選びをしていくと良いかもしれません。
ぜひ今後洗面台の購入を検討しているお客様はご自宅の排水管についても考慮してみてください。
なにかご相談があればMKクリエーションへお気軽にお問い合わせください。