洗面台・洗面化粧台
2022/09/01
こんにちわ!エムケークリエーションです。
本日9月1日は防災の日という事で、都内では大地震が起きた際などの避難シュミレーションの訓練を行っている所もあります。
災害は地震だけではなく、大雨や台風、今年は災害級の暑さとも言える天気が続くなど地震に限ったことではありません。
日頃からご家族の方と有事の際の避難場所について情報共有しておくことはとても大事ですね。
本日はそんな防災の日にちなんで水回りで起こりやすいトラブルの対処法をご紹介しましょう。
地震時に懸念されるトラブルの一つに水道管の破裂があります。
もし給湯・給水管に亀裂やヒビが入ってしまった場合、応急処置としてまずは元となる止水栓を閉めましょう。
止水栓を止めると蛇口をひねっても水が出てこない状態になりますので、まずはそこを閉めます。
止水栓とはこの写真でいうと排水管の左右に付いているハンドル部分を差します。
水道の蛇口のようになっている物もあれば、マイナスドライバーなどで開け閉めするタイプの物もあります。
ご家庭によって部材が異なると思いますので、万が一の時にすぐ対処できるようご自宅の配管部品がどんな構造か一度チェックしておくことをオススメします。
このハンドル部分を時計回りに回すことで給水をストップできます。
あとはヒビなどが入ってしまった場所にタオルやガムテープなどを巻いて応急処置を施すと被害を最小限にとどめておくことが可能です。
そのままでは洗面台が使えませんので状況が落ち着いたら早めに修理を依頼しましょう。
また陶器製の洗面ボウルなどの場合は、地震の揺れで棚から物が落ちた衝撃によって割れてしまう可能性もあります。
軽度なヒビであれば防水テープを貼って水が浸透しないよう応急処置を施しておきましょう。
しかしあくまでも応急処置ですので、これも早めにボウルごと交換することをオススメいたします。
そのまま放置しておくとヒビ割れが広がり怪我をする恐れもあります。
また徐々にヒビから水が浸透していき、カビや錆びなどが発生することで老朽化を進めてしまいます。
普段からあまり重いものは洗面周りに置かない、もしくは落ちないような収納方法を試してみるのもいいかもしれませんね。
最後にご紹介するのが大雨によるトラブルです。
一時的に大量の雨が降ると地域によって排水量が追い付かずに排水口から水が上がってきてしまうことがあります。
地球温暖化の影響か日本の気候も数年前とは変わってきています。
熱帯地域によく見られるスコールのような強い雨が短時間に降り注ぐといったことも少なくないですよね。
それでも日本の水道環境はかなり整備されているので大抵の場合は問題なく過ごせますが、あまりにも量が多いとキャパオーバーとなる可能性も否定できません。
そんな時は二重に重ねたビニール袋などに半分ほど水を入れて水嚢を作ります。
空気を抜きながらしっかり口を結んだら排水口部分に重ねるようにして置いておくことで、水が上がってくるのを防ぐことが出来ます。
これは洗面台のみならずトイレなどにも使えます。
洪水などの水の侵入を防ぐのによく土嚢が使われますが、なかなかな重さで女性や高齢者には簡単に持ち運びできません。
水嚢であればその場ですぐに作れるので急な場合でも対処が可能です。
いかがでしたでしょうか!
急な災害時はパニックになり冷静な判断が出来なくなってしまう可能性もありますが、知識としてこういったやり方を入れておくだけでもいざという時に役立つかもしれません。
日頃から正しく災害に対処できるよう意識しておくのもこの日本で生活するうえでは大切なことです。
ぜひこの機会に今一度みなさんも意識してみてくださいね!