シャワーユニット
2022/08/09
こんにちわ!エムケークリエーションです。
本日のブログではシャワーユニットの設置に必要な設備について詳しくご紹介していきたいと思います。
シャワーユニットを入れるためにはどれぐらいのスペースが必要なのか、給湯器はどんなものがいいのか、など事前に必要な準備について詳しく見ていきましょう。
まずシャワーユニットを設置するためには給排水の引き込みが必要です。
例えばユニットバスがあったところをリフォームしてシャワーユニットを入れる場合はすでに水回りの配管が来ているのでそこまで大きな工事は必要ありません。
ですが、まったく水回りの設備がない所へ設置したい場合はまず給排水の工事から行う必要があります。
これはとある現場のシャワー組み立て前の様子になりますが、床に排水接続用のVP管、壁に給湯・給水の引き込みが来ているのが分かると思います。
こちらの現場の場合はまだ壁紙などを貼っていませんが、MKのシャワーユニットの場合全面ガラス張りになるのでシャワーの設置前に壁紙などもすべて貼り終えるようにしてください。
シャワーユニット自体はすべて内側から施工できるようになっていますので、こちらのお写真のように3面を囲われた空間でもその場で直接組み立てて行くことが可能です。
給湯・給水の引き込みに関しては現場によって様々です。
壁から直接出すところもあれば、床からポリブデン管を使って引っ張ってくるやり方も出来ます。
どちらの方法でも設置は可能ですので現場の状況に合わせて工事を依頼してください。
給排水の引き込みが来ていればあとはそこに組み立てて行くだけです!
壁や床などは特別防水処理などしなくても問題ありません。ユニットバスのように断熱材を入れたりする必要もありません。
一般的な居室と同じ作りの空間でも問題なく設置できます。
シャワーユニット本体のみでしっかり防水出来る仕組みになっています。
シャワーユニットを利用するにあたってもう一つ必要なのは給湯器です。
たまにキッチンに付いている小さい湯沸かし器で代用できるか?というお問合せをいただくこともありますが、答えは「NO」です!
ガス給湯器には号数がそれぞれついており、数字が大きくなればなるほどより多くの湯量を供給することが出来ます。
キッチンに付いているようなガス給湯器は大体5号ぐらいのサイズになりますが、シャワーユニットなど浴室で使う場合には最低でも16号以上の給湯器を用意していただく必要があります。
また世帯の人数によっても選び方は変わってきます。
1~2人暮らしであれば16号、2~3人家族であれば20号、4人以上が一緒に暮らす世帯であれば24号ぐらいの給湯器をオススメいたします。
人数が増えれば増えるほど同時にお湯を出す場面が増えてきます。例えば誰かがシャワーを浴びている時に、同時に洗面台を使う人がいたり、もしくはキッチンで洗い物をしていたりしますよね。
そうした時に号数が小さい給湯器では安定した湯量を確保できません。
家族構成や普段の生活スタイルなどを考慮したうえで給湯器も選ぶようにしましょう。
電気温水器などに多く見られる貯水タイプの場合は200L前後のものを用意するといいかと思います。
これも世帯人数によって変わってきますが、一人暮らしであれば150~200L、3人家族以上であれば370Lと容量が大きいものを用意することをオススメします。
このようにシャワーユニットの設置には事前の給排水の工事、給湯器の準備なども必要になってきます。
工事をどこに頼んだらいいのか分からない、という場合は弊社で提携工務店をご紹介できますので合わせてご相談ください!