2022/06/14
こんにちわ!エムケークリエーションです。
みなさまはご自宅の洗面台の仕様についてどこまで把握しているでしょうか?
洗面台のサイズや使われている部材などを把握しておくことで、いざという時にすぐに対応できるかどうかが変わってきます。
例えばご自宅の洗面台の排水仕様はどうなっていますか?と聞かれたときにすぐに答えられるでしょうか?
多くの方がご存じないのではないかと思います。
もちろんプロでなければわからなくて当然ですし、知っていて当たり前という事でもありませんので気にする必要はありません^^
ですが洗面台の買い替えの際や、万が一水漏れなどが起きた場合の部品交換時などに大まかな仕様だけでも知っておくと後々役立つかもしれません!
そこで今回は洗面台の排水仕様についてピックアップしていきたいと思います。
洗面台の排水には大きく二つのやり方があります。
排水管を壁に通す壁排水か、床に通す床排水の2パターンです。
お写真を見てもらうと分かる通り、洗面台の下を覗くとこのように3本の配管が見えるようになります。
一番太いパイプは排水口から流れる水が通る排水管、残りの2本は蛇口の給湯・給水ホースになっています。
ご自宅の洗面台が床排水なのか壁排水なのかはだれでもすぐに見て分かります。
一番太いパイプが壁に繋がっていれば壁排水、床に繋がっていれば床排水になります。
ちなみにこういった排水パイプがなぜ直線ではなくU字に曲がっているのかというと、この湾曲部分に常に水を溜めて下水からのにおいが直接上がってこないようにするためです。
長期間使用していない水回りでよく下水のにおいが気になるのはおそらく排水管の中の水が少なくなっているのが原因です。
毎日使用して水を流しておけば問題ありません^^
さて、床排水と壁排水では使用している部材も異なります。
こちらが排水管の部材写真です。
左が壁排水用のPトラップ、右は床排水用のSトラップになります。
洗面台を取り付ける際には必ず排水管の接続が必要ですので、事前に設置個所の排水のつなぎがどこからなのかを確認しておく必要があります。
新築の場合は設計士さんやハウスメーカーさんとの打ち合わせでどちらのタイプの排水なのかを確認しておきましょう。
場合によってはどちらでもできますということもありますし、床排水じゃないと取り付けられませんというところもあります。
せっかく商品を買ったのに違う部品を取り寄せていて設置できなかった!なんてことにならないように事前に確認しておきましょう。
リフォームの場合はご自宅の洗面台の下を覗いてみてどちらに繋がっているか確認しておきます。
MKの洗面台はキャンペーン価格に壁排水用のPトラップを標準でセットしております。
床排水の場合はオプション変更で床排水用のSトラップに変更してご注文ください(別途3.300円が必要となります)
すべての洗面台でどちらの排水仕様でも設置が可能です。
ご注文の際にご希望の部材をお申し付けください。
床排水と壁排水ではどちらの方がいいんですか?というご質問をいただくこともありますが、機能などに差はありません。
例えば壁付タイプの洗面台で洗面台が床から浮いているようなデザインの場合は、壁排水にしてもらったほうがよりスッキリとした空間にすることができます。
ですがどうしても建物の構造や配管の引き込みの関係も含めて決まるところもあるので、もしどうしても排水の仕様にこだわりがある場合はしっかりと事前に相談しておきましょう。
MKに洗面台のご注文をいただく場合には必ずスタッフからどちらの排水仕様になるか確認をいたします。
多少金額に差がありますので、お見積り時までにご確認ください。
もしどうしてもわからない!という事があればお気軽にお問合せください!