シャワーユニット
2022/04/05
こんにちわ!エムケークリエーションです。
昨日まで真冬のような寒さでしたが、今週はようやく暖かくなりそうです。
山沿いでは雪が降っている所もあったようで、すでに4月なのに上着が手放せませんね^^;
さて本日のブログでは海外のシャワー室の作りを見ながら防水性の違いについて見ていきたいと思います。
以前コロナウィルスが流行する前は年に1度、MKの社員全員で社員旅行に行っておりました。
旅行先がシンガポールだった際に宿泊したホテルにシャワー室が付いていたので、その時のお写真を交えながら解説していきたいと思います。
まずこちらがホテルの部屋に備え付けで付いているシャワー室でした。
扉を開けると小型の洗面器とトイレ、その奥にアクリル板のような透明な板で仕切られてシャワー空間があります。
ガラスかなと思って指でコンコンと叩いてみたのですが、ガラスのような音ではなかったです。
扉はスライド式です。
扉を閉めると左の写真のような感じです。
特にパッキン内に磁石が仕込んであるわけでもないのでピッタリと密閉されているか、と言われるとそうでもありません。
閉めた反動で扉がまた開いてしまうので、しっかりと手で押さえて閉めないとすぐに開いてしまうような感じです。
シャワーは上側に一つ、レインシャワーのようなものが付いています。
海外ではこのタイプが主流かもしれませんが、これって日本人にとっては使いづらいですよね^^;
やはりハンドシャワーが付いていないと気持ちよく体を洗えない気がします・・・。
加えてシャワーの水圧も弱く、いつまでもシャンプーの泡が流しきれないと感じた記憶があります。
左のお写真は仕切り扉と天井の間を撮影したところです。
この空間はがら空きで湿気などがここからトイレ側の方へ駄々洩れです。もちろん換気扇を回しながら入りますが、シャワーを使い終わったあとの洗面器の鏡は真っ白に曇って何も見えず^^;
右のお写真は反対に床面の仕切り部分を写したところですが1㎝程度の段差があるぐらいでした。
シャワーの水圧も弱く、湯量もそこまで多く使用できないのでこの程度でも十分なのですが、日本ではあまり考えられないぐらい簡素な造りですよね。
しかし肝心なのはこの空間がすべてタイル張りで防水仕様になっている、という点です。
そうでなければこの設備ははなから採用できません。
では日本で同じことが出来るかと言われると、なかなか難しいというのが正直なところです。
まずリフォームでも新築でも、こういった防水空間を作ろうとした場合は工事費がそれなりにかかってきてしまいます。
予算が十分あるようであれば問題ありませんが、なるべく費用を抑えたいというのは誰しもが思う事です。
費用を抑えながらシャワー室を作りたいという場合、やはりシャワーユニットを置くという方法が一番コスト的にもお得です。
かといって海外製のシャワーユニットは上記の作りを見てもらうと分かる通り、日本の家屋で使うようには設計されていません。
プラスチックのような部品だったり、防水設備は簡易的なものだったりと、後々の修繕費用の方が高くつく可能性もあります。
MKのシャワーユニットのおすすめポイントは日本で使うことを前提に設計された商品であること、国産部品を搭載し、シャワーの水圧や湯量も安定して供給できること、何よりメンテナンスがしやすい設計であることが挙げられます。
ネットで検索するとMKよりも断然お安いシャワーユニットも販売されていますが、今一度細かい仕様までしっかりと確認してみてくださいね!
また購入前に商品が見れるかどうか、という点も重要です。
練馬のショールームではそれぞれのサイズのシャワーユニットを展示しておりますので、購入前に実物をご覧いただけます。
ご質問や資料が欲しいという方もぜひご来店くださいませ!