洗面台・洗面化粧台
2021/09/11
投稿者:kudo
こんにちわ!エムケークリエーションです^^
前回のコラムでは洗面台の給水の仕様についてご紹介してみましたので、本日のコラムでは排水管の仕組みについて見ていきたいと思います。
洗面台の排水方法には2種類あります。
給水設備のところでもご紹介したように排水も壁からとるパターンと床からとるパターンがあります。
それぞれどのような形になるのか見てみましょう。
まずは壁排水の場合です。
壁排水の場合はPトラップと呼ばれる排水管の部品を使って接続していきます。
排水口を流れた水がPトラップを通って壁伝いに排水されていきます。
実際に設置してみると右側のような形になります。
続いて床排水を見てみましょう。
床排水にはSトラップと呼ばれる部品を使用します。
排水口を流れた水がSトラップを通り床下の配管を伝って排水されていきます。
右側のお写真が床排水の場合の設置例になります。
ふたつを見比べてみると分かる通りどうしても床排水の方が設置スペースを取られてしまうので、結果的に洗面台内の収納部分が少し狭くなってしまいます。
壁排水か床排水かはその建物の構造や配管設備によって変わってきますので、リフォームの際などには事前にご自宅の洗面台がどちらの仕様なのか確認しておく必要があります。
また洗面台のデザインに特にこだわりたい方はなるべくこういった配管類を見せないようにしたい、とご要望される方も多いと思います。
そういった場合にはもし壁排水の施工が可能であれば壁排水で依頼する、どうしても床排水しかできないというようであれば排水部分だけ目隠しするような板等を取り付けてもらうなどの工夫をしていただくといいかもしれません。
エムケーの洗面台は基本セットに壁排水用のPトラップが付属しています。
オプションとして床排水のSトラップをお付けすることも可能ですので、どちらの設置パターンでも問題はありません。
どの部品を選んだらいいのかわからない、という方はまずはご相談ください!