洗面台・洗面化粧台
2021/05/30
投稿者:kudo
こんにちわ!エムケークリエーションです^^
昨日のコラムでは洗面台の排水の構造には2種類あるということをお伝えしました。
ではなぜ排水管はあのような構造になっているのかについて本日はみていきましょう。
壁排水用はPトラップ、床排水ようはSトラップと呼ばれています。
ちょうど形がアルファベットのPとSに似ていますよね^^
洗面台の排水管がこのようにくねくねした形なのには理由があります。
トラップのこの部分には常に水がとどまっています。
これには下水からの匂いを止める臭気止めの役割があるのです。
トイレに常に水が溜まっているのと同じですね^^
ここに水がないと排水からの匂いが上がってきますのですぐに気づくはずです。
もし急に洗面台周りが匂う、と感じた場合は一度一定量の水を流してみてください。
何らかの理由でトラップ内の水がすべて流れてしまったせいで、匂いが上がってきた可能性があります。
なので、もし排水トラップを点検や修理のために外すような場合は必ずトラップの下にバケツなどを用意してから外してください。
中に溜まっている水がこぼれてきてしまいますので・・・。
MKCではもう一種類排水の部品をご用意しています。
床排水用のSトラップと同じものですが素材が塩ビで出来ており、S字以降のパイプ部分がジャバラになっています。
こちらはリフォームで洗面台を設置する方向けにご用意しております。
既存の洗面台と新しい洗面台では必ずしも排水位置が同じとは限りません。
建物の構造上少し離れた位置にある場合もあります。
そんなときはこういったジャバラタイプの排水管を使うことによって設置ができます。
どちらも機能に差はありませんし、リフォームの場合でもジャバラを使わずに設置できる場合もございます。
もしご自身では分からない場合は工務店さんやハウスメーカー様に確認をとってみてくださいね。