洗面台・洗面化粧台
2023/11/22
こんにちわ！エムケークリエーションです。
11月22日の水曜日、本日もMKは通常通りオープンしております！
明日23日は勤労感謝の日で祝日のためMKは定休日になります。
ショールームは祝日と定休日が続きますので、次回の営業日は25日の土曜日です。
ご来店予定のお客様は営業日程をご確認のうえお越しください。
週末の予約など受付中ですのでお気軽にご相談ください♪
さて本日のブログでは洗面台の排水管について機能や違いを詳しくご紹介していきたいと思います。
普段はあまり気にすることがない部分かもしれませんが、知っておくと役立つこともあるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧下さい！
洗面台の排水方法には大きく分けて2種類あります。
「壁排水」と「床排水」、必ずどちらかの方法で接続されます。
まずは壁排水の場合のお写真を見てみましょう。
左は実際に壁排水で設置されている洗面台の様子、右側は壁排水時に使用する排水管です。
洗面の排水口から流れて来た排水がU字に曲がった管を経て、壁側へと流れていく仕様になっています。
こうすることで足元に配管が伸びないのでとてもスッキリした形で設置することが可能です。
MK-B2やMK-IG、IWなど壁付け専用の洗面台の場合、建物側の排水が壁排水になっているとかなりすっきりとした形で仕上がります。
MK-B2
MK-IW
そしてもう一つが床排水です。
国内の建物では多くが床排水で設置されています。
床排水の場合は排水がS字の管を通り、床下の排水管へと繋がる形になります。
壁排水と違って下まで管が伸びるので、収納扉がないデザインの場合は管が丸見えの状態になります。
ですが上のお写真のような銅管メッキを使用した感ならば見栄えもそこまで悪くはないので、あえて見せる形で設置される方もいらっしゃいます。
壁排水にしろ床排水にしろ単純に真っすぐな形ではなく、一か所ぐにゃっと曲がっているのがお分かりいただけるかと思います。
洗面台やキッチンなどの排水管がこういった形になっているのにはちゃんと理由があるのです。
排水管のこのU字の部分には常に一定量の水が溜まるようになっています。
そうすることで下水から直接匂いが上がってくるのを防ぐ臭気止めの役割を果たしているのです。
長期間使用しなかったりすると当然この管内の水も少なくなっていきます。
賃貸の内見などで物件を見に行った際、もしくは旅行などでしばらく家を空けて帰ってきた後、洗面台やキッチン周りがなんとなく臭いと感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？
それは排水管内の水が減少しているため、下水の臭いが上がってきているのが原因です。
しばらく水を流してしっかりと蓋がされればすぐに臭いはおさまります。
機能面でいえばふたつに差はありませんのでどちらを選んでも支障はありません。
ですが、リフォームで既存の洗面台がある場合は既存の排水方法に沿って設置しなければなりません。
例えば今現在の排水仕様が床排水なのに壁排水の部品を取り寄せても設置が出来ません。
床排水から壁排水に変えるには基礎の工事からやり直す必要があります。
もし新築などでこれから基礎工事が入るという場合は壁排水の仕様にするのか、床排水の仕様にするのか希望を出せる場合もありますので事前に相談してみましょう。
建物の仕様やトイレやお風呂の排水の兼ね合いもあるので出来るかどうかは現場の状況次第になります。
MKの洗面台セットは全商品どちらの排水方法でも設置が可能です。
基本セットには壁排水用のトラップ、床排水用のトラップはオプションでご用意していますので購入前にどちらの排水仕様なのかを確認しておくようにしましょう。
以上、今回は洗面台の排水管についてのブログでした！
何気ない形ひとつにもちゃんと理由があるんですね♪
洗面台に関する疑問・質問・ご要望などございましたらぜひお問合せフォームよりご連絡ください！
